鋼製車体ながらクリーム塗装ではなくアルミ車に似た特徴的な塗装で鉄道ファンから【偽アルミ】・【ホワイトエンジェル】と言われ親しまれてきた山陽3000系3619号が引退と発表され4月22日から5月5日までHM(ヘッドマーク)を掲出をして運行されていました
新型車両6000系による置き換え
2016年～山陽電鉄では新型車両6000系により老朽化した3000系の置き換えを進めています 山陽電鉄では客室内をリニューアル工事を行ったリニューアル編成とそれを行っていない非リニューアル編成があり そのうち非リニューアル編成である未更新車を優先的に置き換えを進めており初期アルミ車をはじめ多くの未更新車が置き換えられ廃車されています 今回 引退予定となっている3619号も未更新車であることから置き換えの対象となったと思われます 同車が引退すると鋼製車体の未更新車は残り1両のみになります
3619号につけられた愛称
3619号は鉄道ファンから【偽アルミ】・【ホワイトエンジェル】と呼ばれ親しまれています 同車両が組み込まれている3100編成は3両編成であり 3100号-3101号-3619号と組成されています そのうち3100号.3101号はアルミ車体であり銀色の車体に赤色の帯というスタイルとなっています その外観に合わせるためか3619号は銀色に似せた白に近い薄い灰色の塗装となっており アルミ車に似せた塗装にした鋼製車という他の車両とは違う異彩を放った車両であることから 鉄道ファンから【偽アルミ】や【ホワイトエンジェル】と言われているようです
引退は3619号のみ？
山陽電鉄公式Twitterではホワイトエンジェルが引退とツイートされており3100編成が引退とは言われていません HMは3100編成の先頭車となる3100号・3619号の両車に掲出されていますが両方ともに3619号のLast.Run HMが掲出されていることから引退は3619号のみで3100号・3101号はあくまでも予想ではありますが残され編成の組み換えなどで再び使用される可能性があると思われます だとすれば3619号は引退してしまいますが残された2両はもしかすると今後しばらく見ることができるかもしれませんね
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